2011年01月27日
ベビーサインの魅力☆

子ども英会話のお仕事をしているので、赤ちゃんのクラスでカードを見せて英語を伝えるだけの方法に疑問、というかもどかしさを感じていたのです。
まだリピートもできない1歳~2歳の赤ちゃん。
せっかく月謝を払われているんだから、もっと有意義なレッスンがしたい。
赤ちゃんが反応できる方法はないのかな?
そんな時に出会ったのが「ベビーサイン」でした。
九州では年に1度しか開催されていない講師養成講座が、タイミングよく熊本で開かれるということを知り、夫の実家のある熊本なら子どもたちをみてもらえるし、宿泊もできる!と思いすぐに申し込みました。
当時子どもは息子4歳、娘が2歳前。
毎週末、朝早くから二人を乗せて高速を走らせ、途中で「おしっこ!」と言われたり、ぐずったり・・・、今思えばよく無事に終わったなぁと思えます。もちろん夫の両親には感謝しています。
英語教室でベビーサインを取り入れることが目的だったけど、実際に講座で学ぶにつれて「まだおしゃべりができない赤ちゃんとコミュニケーションができる」ということのすごさをひしひしと実感していき、英語よりも何よりも、まずは赤ちゃんとのコミュニケーションにベビーサインを!という気持ちが強くなっていきました。
それに、お隣の福岡には既にたくさんの講師が教室を開いているというのに、佐賀にはまだ講師さえいないという事実。。。
後で知り合った佐賀のお母さんは、佐賀で教室がないか探したけどなくって福岡までは通えないと思って断念した・・・と話されていました。
タイトルの☆ベビーサインの魅力☆を簡潔に私の言葉でいうとしたら、、
「赤ちゃんとの毎日の生活で我が子が愛しいと感じる要素がたくさんつまっている」
上の二人の子育てでは、ベビーサインを知らなかった私は赤ちゃんと一日中いて息が詰まる、育児は大変、保育園に預けて仕事をしたほうが楽・・・などなどネガティブな気持ちがありました。。。
よく「赤ちゃんの頃からたくさん絵本を読んであげましょう。」とか「語りかけをたくさんしましょう。」と言われますが、絵本を読んでもわかっているの?という感じだったし、一方的にひとりごとのように話すだけの語りかけは、私を孤独な気持ちにしていたし、むなしいと感じたりもしていました。
でも、ベビーサインがある3人目の育児では、1歳頃から赤ちゃんなのに会話ができる喜び、お外に出たら「鳥」や「ヘリコプター」「お花」などを見つけてはサインで共有し、自然な形で語りかけができます。
絵本を読んでいても、出てくるものをサインで示し、子どもからの反応が楽しめます。
大人が見せたサインを真似る赤ちゃんのしぐさが私を親バカにしてくれ、本当に心から赤ちゃんのいる暮らしが楽しいと思えます。
こんなに育児を変えてくれる「ベビーサイン」。
佐賀ではまだ認知度も低いけど、日本中、世界中で実は実践されています。
末っ子が1歳過ぎた頃、サインでのおしゃべりが楽しくて今は我が子との時間を楽しみたい!と思って、しばらく活動をしていなかったけど、今月は二ヶ所で体験会をさせてもらって、佐賀のお母さんたちにベビーサインの魅力を伝えたい、そしてベビーサインでコミュニケーションする感動を味わってほしい!と強く思えてくる今日この頃です。
春に向けて、英語教室のお引越しの準備も慌しいけど、ベビーサインの活動もエンジン全開になるようにSAIさんと一緒にがんばりたいと思います!